
写真: Martin Fisch, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
自然の中で
概要
観賞魚のグラスキャットフィッシュは、2013年になってようやくン・ヘオク・ヒーとモーリス・コッテラが Kryptopterus vitreolus(「小さなガラスの魚」)として記載した。それまでは別種の K. bicirrhis や K. minor の名で売られていた。ちょっとした逸話として、最初の論文に「新種」の一言が抜けていたため、著者は名前を有効にするための短い補足を出さなければならなかった。
ほぼ完全に透明な体から骨格が透けて見え、2本の長いひげで周囲を感じ取る。尾を除いた体長は約 6.5 cm。
- 学名
- Kryptopterus vitreolus Ng & Kottelat, 2013
- 分類
- Siluriformes › Siluridae
- IUCN レッドリスト
- 低懸念 (LC)
自然の生息地
タイ半島部とタイ南東部(カルダモン山脈)の沿岸河川
観察記録(GBIF)と産地 原産国 河川と湖
クラ地峡より南でタイランド湾に注ぐタイ半島部の沿岸河川と、国の南東部カルダモン山脈のいくつかの川からしか知られていない。タイプ産地はトラート県にある。
流れの緩い水や止水で、茶色く濁った水や酸性のブラックウォーターを好む。観賞用に大量に採集され、商業的な養殖はされていないため、野生個体群の状態が注視されている。
行動
群れを強く好み、密な群れをつくる。単独では衰弱するので、少なくとも6匹は必要である。中層でわずかに体を傾け、流れに向かってじっと浮かんでいる。
温和だが臆病で、大きな魚や騒がしい魚は苦手。卵や稚魚を食べることがある。小さな無脊椎動物や動物プランクトンを食べるので、細かい生き餌や冷凍餌を与える。繁殖は記録されていない。
出典:FishBase Seriously Fish GBIF · 地図:Natural Earth